先日、娘が二十歳の誕生日を迎えました。振り返ると、この20年間は本当にあっという間でした。高校を卒業してからは県外で暮らすようになり、これまでは1〜2週間の帰省が多かったのですが、今年は自動車学校に通うために1ヶ月ほど帰ってきました。久しぶりに長い時間を一緒に過ごし、家族と生活できるありがたさを改めて感じました。
　子どもと過ごす時間は、長いようで本当に短いものです。忙しい日々の中では気づきにくいのですが、振り返れば一緒に過ごした日々こそが大切な思い出だったなと思います。この一か月、何気ない会話をし、料理を一緒に作り、買い物をし、木場潟を歩いたり、片山津の花火を見たり、何気ない日々を共有できたことに、心から幸せを感じました。
　この先、こんなにも長く一緒に過ごすことはもうないかもしれませんが、娘の成長をこれからも温かく見守りつつ、自分自身の時間も大切にしていきたいと思います。